飛騨高山『櫻山八幡宮』

境内末社

秋葉神社(あきばじんじゃ)

秋葉神社(あきばじんじゃ)
御祭神 火結神(ほむすびのかみ)
別名:迦具土神(かぐつちのかみ)
例祭日 六月五日
旧社格 村社
元和九年(一六二三)飛騨領主金森重頼は八幡宮再興に併せて、高山城鎮護の神として創祀した。
以後も、代々飛騨郡代は陣屋(代官所)の鬼門封じ、火防鎮護の神として篤く崇敬。
旧高山火消組から続く『飛騨秋葉講』の本社。

天満神社

天満神社
御祭神 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
例祭日 七月二十五日
宝暦四年(一七五四)、京都の北野天満宮より勧請。
学業成就の神。
傍らに筆塚があり、筆供養をすると書道が上達するといわれている。

稲荷神社

稲荷神社
御祭神 倉稲霊神(うかのみたまのかみ)
相殿 猿田彦神(さるたひこのかみ)
松尾神(まつおのかみ)
例祭日 三月二ノ午日(これに近い日曜日)
伏見稲荷大社より勧請。
五穀豊饒・商売繁盛・養蚕・各種産業の神。
例祭日は団子撒きで賑う。
相殿の猿田彦神は、導きの神、明治以前は庚神堂として境内に祀っていた。
松尾神は国土建設と酒造の神。

琴平神社(ことひらじんじゃ)

琴平神社(ことひらじんじゃ)
御祭神 大物主神(おおものぬしのかみ)
崇徳天皇(すとくてんのう)
相殿 大己貴神(おおなむちのかみ)
少名彦名神(すくなひこなのかみ)
例祭日 九月十日
海上交通安全の神。
相殿の少名彦名神は医療の神で、病気平癒の信仰がある。
社殿の天井に天狗の絵があり、それにロで噛んだ紙を投げつけ、天井につけば病気が全快すると言い伝えがある。
庖瘡神(ほうそうしん)が祀ってあるとして桟俵に赤飯を盛り赤い御幣を立てて祈願した。

照前神社(てるさきじんじゃ)

照前神社(てるさきじんじゃ)
御祭神 浪速根子武振熊命(なにわのねこたけふるくまのみこと)
例祭日 四月二十四日
両面宿儺討伐の戦勝祈願に應神天皇の御尊霊を奉祀され、当宮を創祀された神。
社殿は平成二年に新築造営。
武勇の神・歯の神。
年の数だけ煎った豆を御供えすると歯痛が治ると言われている。